NTT西日本滋賀支店 情報漏えい

前回投稿したのは、ＮＴＴ西日本福井支店の情報漏えいだったが、今回もNTT西日本滋賀支店の情報漏えいの事件の話である。
2度も続けて、話題になったNTT西日本、恐るべしという感がある。

2010年7月20日、NTT西日本滋賀支店から謝罪文から

西日本電信電話株式会社滋賀支店が営業業務を委託している株式会社ＮＴＴ西日本-みやこにおいて雇用している社員の自宅で所有しているパソコンがコンピュータウィルスに感染し、当該パソコンに保存されていたお客様に関する情報がファイル交換ソフトのネットワーク上に流出していたことが社内調査により判明いたしました。

この文章からすると、コンピュータウィルスに感染して、偶然にネットワーク上に流出したようにとれる。

悪いのは、ファイル交換ソフトがインストールされているPCに、お客様情報をセーブしているこの社員だと思います。

この社員に対し、ファイル交換ソフトの使用を禁止する教育をしていなかった会社にあるとも言えます。

京都、滋賀のお客様情報ということなので、注意されたし。

しかし、コンピュータウィルスのせいにしたような書き方が気に入らない謝罪文でした。

個人情報の流出は、自社で防げない？

　2010年7月16日、敦賀市の市立看護専門学校は、学生と卒業生計９４人分の個人情報が外部に流出した可能性があると発表した。

　経緯は、市立看護専門学校が情報を管理するコンピューターのシステムを新しくすることになり、昨年、福井市のＮＴＴ西日本福井支店にシステム構築を依頼。ＮＴＴは業務の一部を名古屋市のプランナーズランド社に発注し、情報もプランナーズランド社に渡った。
　そして、 プランナーズランド社の社員（現退職）が、情報を流出させたようだ。

　学校からしたら、防ぎようがない。

業者との契約書のなかに、必ず、次の項目は忘れないで下さいね。

第ｘｘ条(損害賠償の責任)
　本業務履行中乙は、乙の従業員の責に帰すべき事由により甲若しくは第三者に損害を与えた場合には、乙はその損害を賠償しなければならない。
2.前項の損害賠償額については、甲乙協議の上定めるものとする。

情報漏えい セコムが顧客情報を紛失

平成２２年７月１6日、摂津水都信用金庫は、警備会社が847件の顧客情報が記録されたATMジャーナルを紛失したと発表した。

セキュリティサービスでおなじみのセコムが、紛失した模様。

同金庫では、なりすましによる不審な連絡などへ注意するよう顧客へ呼びかけている。

セコムといえば、警備から情報漏えいシステムまで行っているセキュリティサービスの大手である。

チョット、皮肉な事件だ。